2009年03月12日
かわらないもの・かわっていくもの
ただいまです。
やっぱり滋賀は金沢と比べるとあったかい。
車で寝たせいか1週間くらい金沢にいたような気分です。
ちょっと思い出話にお付き合いくださいね。
大学潜入後のお話です。
建築好きのnu*が行ってみたいと言っていた「21世紀美術館」へ。
ガラス張りの円形の建物。

現代アート・・・mi*には理解できなかったかなぁ。
「スイミング・プール」では、ゆがんだおもしろい顔が見られたり楽しかったです。
(強化ガラスに水を張ったプールの水面を境界に地上とプール内部で人と人が出会う作品だそうです)

※nu*が撮ったmi*の写真。
ゆがみすぎてるのに、はっきり撮れていて爆笑でした。
外に出ると湿気を帯びた冷たい風。
nu*が建築の本を一生懸命読んでいる間、
ガラス張りのアールをボケーっと眺めながら
ひとりでのんびりイスに座って過ごしました。

お昼は、nu*の住んでいたアパートから近い洋食屋さんへ。
大学4年間で何度足を運んだでしょう。
店の前にたつとデミグラスソースの懐かしい香り。

お昼時の狭い店内はほぼ満席。
マスターも奥さんも少しお年を召したかなぁという気がするものの、
店内の雰囲気は時間がストップしたようにそのままでした。
お金のない大学生の味方、サービス定食。
豚肉ソテー・白身フライにお味噌汁・ごはん・おつけものもついて700円。

nu*は大好きだったトンカツ定食。

おなかぺっこぺこでよく駆け込んだっけ。
nu*のライスはお皿に山盛り。
はし袋の柄。
こんな何気ないものまでも、懐かしくて愛おしい。
他のお客さんが座っていたカウンター席に、大学生の頃のmi*nu*が重なって見えました。
食べるとき「おいしい!」以外会話しないのは、この頃から変わらないんだなぁ。

懐かしい場所めぐり。
トモダチの住んでいたアパート。
バイクに2人乗りしてお米を運んだ道。
みんなでバレーボールした体育館。
あの頃なんでもなかったものが、今のmi*nu*にはとっても大事なもののように思えました。
汚いビデオショップでさえも宝物のよう。
大好きだった内灘の海へ・・・
この坂を下ったら、さびれた海岸に出るはず!と意気揚々。
そこには大きなマックスバリューや薬局が立ち並んでいました。
時代の移り変わり。
便利さと裏腹に失っていくもの。
私達の思い出のためにあるものではないから仕方ない。
だけど、やっぱり寂しくなりました。
時間は流れている。
それでも、mi*とnu*の心には、あの日の内灘が変わらずあります。
深夜、大事なトモダチとの再会。
仕事が忙しい&次の日も仕事なのに、駆けつけてくれました。
なつかしの夜景スポットに連れて行ってもらって
便利になった道をドライブ。
夜、ホテルでいろいろな話を聞きました。
大学卒業目前で結婚した彼。
結婚式にnu*とともに参列させてもらいました。
いつもドーナツを食べて、明るく笑っていた彼。
雑貨屋さんが好きで、アイスが好きで。
優しいけどがんこもの。
奥さんになる方の横で、幸せそうに誇らしげに微笑んでいる姿は
一足先に大人になってしまったようで、
一気に遠くに行ってしまったようで、
おめでとうという気持ちと一緒に寂しく感じたのを覚えています。
心からのおめでとうをたくさんもらったふたり。
あの日の幸せ
あの日の気持ち
あの日のふたりは、本当に幸せそうだったよ。
時間は流れている。
だけど、
あの日の幸せだったということは、かわらない。
信頼しているトモダチだってことは、かわらない。
かわらないことも、いいことだと思います。
やっぱり滋賀は金沢と比べるとあったかい。
車で寝たせいか1週間くらい金沢にいたような気分です。
ちょっと思い出話にお付き合いくださいね。
大学潜入後のお話です。
建築好きのnu*が行ってみたいと言っていた「21世紀美術館」へ。
ガラス張りの円形の建物。
現代アート・・・mi*には理解できなかったかなぁ。
「スイミング・プール」では、ゆがんだおもしろい顔が見られたり楽しかったです。
(強化ガラスに水を張ったプールの水面を境界に地上とプール内部で人と人が出会う作品だそうです)
※nu*が撮ったmi*の写真。
ゆがみすぎてるのに、はっきり撮れていて爆笑でした。
外に出ると湿気を帯びた冷たい風。
nu*が建築の本を一生懸命読んでいる間、
ガラス張りのアールをボケーっと眺めながら
ひとりでのんびりイスに座って過ごしました。
お昼は、nu*の住んでいたアパートから近い洋食屋さんへ。
大学4年間で何度足を運んだでしょう。
店の前にたつとデミグラスソースの懐かしい香り。
お昼時の狭い店内はほぼ満席。
マスターも奥さんも少しお年を召したかなぁという気がするものの、
店内の雰囲気は時間がストップしたようにそのままでした。
お金のない大学生の味方、サービス定食。
豚肉ソテー・白身フライにお味噌汁・ごはん・おつけものもついて700円。
nu*は大好きだったトンカツ定食。
おなかぺっこぺこでよく駆け込んだっけ。
nu*のライスはお皿に山盛り。
はし袋の柄。
こんな何気ないものまでも、懐かしくて愛おしい。
他のお客さんが座っていたカウンター席に、大学生の頃のmi*nu*が重なって見えました。
食べるとき「おいしい!」以外会話しないのは、この頃から変わらないんだなぁ。
懐かしい場所めぐり。
トモダチの住んでいたアパート。
バイクに2人乗りしてお米を運んだ道。
みんなでバレーボールした体育館。
あの頃なんでもなかったものが、今のmi*nu*にはとっても大事なもののように思えました。
汚いビデオショップでさえも宝物のよう。
大好きだった内灘の海へ・・・
この坂を下ったら、さびれた海岸に出るはず!と意気揚々。
そこには大きなマックスバリューや薬局が立ち並んでいました。
時代の移り変わり。
便利さと裏腹に失っていくもの。
私達の思い出のためにあるものではないから仕方ない。
だけど、やっぱり寂しくなりました。
時間は流れている。
それでも、mi*とnu*の心には、あの日の内灘が変わらずあります。
深夜、大事なトモダチとの再会。
仕事が忙しい&次の日も仕事なのに、駆けつけてくれました。
なつかしの夜景スポットに連れて行ってもらって
便利になった道をドライブ。
夜、ホテルでいろいろな話を聞きました。
大学卒業目前で結婚した彼。
結婚式にnu*とともに参列させてもらいました。
いつもドーナツを食べて、明るく笑っていた彼。
雑貨屋さんが好きで、アイスが好きで。
優しいけどがんこもの。
奥さんになる方の横で、幸せそうに誇らしげに微笑んでいる姿は
一足先に大人になってしまったようで、
一気に遠くに行ってしまったようで、
おめでとうという気持ちと一緒に寂しく感じたのを覚えています。
心からのおめでとうをたくさんもらったふたり。
あの日の幸せ
あの日の気持ち
あの日のふたりは、本当に幸せそうだったよ。
時間は流れている。
だけど、
あの日の幸せだったということは、かわらない。
信頼しているトモダチだってことは、かわらない。
かわらないことも、いいことだと思います。
Posted by mi* at
18:50
│Comments(5)